最近は、年齢という言葉の指すものが、自分の年齢のことではなく、こどもの年齢のことになった。自分の年齢を数え意識することがほとんどなくなり、こどもの年齢で物事を考えることが増えた。何年後、こどもが何歳で、その時自分は何歳、というぐらいの意味合いになってきた。
毎日撮っている写真のアーカイブが、ときどき去年の今日の写真を見せてくれる。1年前は、やっとイスに座れていたのが、うつぶせ、ズリバイ、ハイハイ、つかまり立ち、歩き、そして最近は走るようになった。カメラのレンズは標準から広角になり、写真よりも動画を撮ることが増えた。
言葉はまだ話さないけれど、意思疎通は十分できる。こちらの問いかけには、首を縦に振って「うん(YES)」か、横に振って「んー(NO)」で答えてくれるし、むこうの言いたいことも、ものを持ってきたり、指を指したり、ジェスチャーゲームみたいな感じで大体通じる。
いままでは部屋や建物の中で遊ぶことがほとんどだったけれど、歩き走れるようになるといよいよ外で遊べるようになってきたし、本人も外に行きたがる。歩けるようになったのが冬頃で、今年は大雪の年だったこともあり、僕はまだあまり外で遊べていないから、いろいろと一緒に出かけたい。